Q＆A

Q；デモは可能ですか？

A；ご相談を頂ければ調整させていただきますのでこちらよりご連絡をお願いいたします。

Q；取扱説明書はありますか？

A；こちらから英語版のみダウンロードできます。日本語版につきましては製品をご購入いただきました方のみ、製品と同梱してお渡しいたします。

Q；製品を購入したい場合はどちらに問い合わせすればいいのでしょうか？

A；各地区にございます販売店や、製品お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

●AquaLab 4TE 高精度±0.003aw 5分以内で測定完了

露点測定法は測定時間と精度において他の追随を許しません。
熱力学原理に基づいて直接的に相対湿度を測定する水分活性測定方法で、AOAC、ISO18787、日本薬局方、米国薬局方に準拠した測定法です。
高性能の露点センサーは、0.03～1.000awまでの試料を±0.003awの精度で正確に測定し、チャンバー内の攪拌ファンは平衡に達する速度を上げ、迅速な測定を実現しています。また、露点温度から求めた実測の水分活性の変動値が0.0005aw以内になるまで測定を続け、完全な平衡状態であることを確認します。
メーターグループの水分活性測定装置は実測で水分活性を測定しており、他メーカーの水分活性計のように測定時間を短縮するために予測による測定はしていません。AquaLab 4TEは他にはない速度でほとんどの試料を5分以内で迅速かつ正確に測定できるのです。

●高性能な温度制御システムを内蔵

水分活性は温度に依存します。温度が変わると、水の分解や水に溶けた溶質の溶解度、基質の状態の変化により水分活性も変化します。温度が水分活性に及ぼす影響の度合いは製品により異なります。
含水率の高い製品のほとんどは温度による水分活性の変化は微々たるものですが、温度の上昇により水分活性が上昇する製品もあれば、水分活性が低下する製品もあります。したがって、温度による水分活性の変化の方向性を予測することは難しく、一定の温度で測定することが重要となります。

AquaLab 4TEに内蔵された温度制御システムは、15～50℃までの広い範囲で温度を制御することができます。また、温度は0.1℃単位で設定でき、±0.2℃の精度で正確に温度を制御します。設定温度を変更してもキャリブレーションを必要としないため、同一試料を測定温度を変更して測定することができ、温度依存性の検証も簡単にできます。

●耐久性に優れた、面倒なキャリブレーションは不要

メーターグループ独自の露点センサーは耐久性と安定性に優れているため、精度管理も短時間で実施することができます。
露点センサーは直接的に相対湿度を測定するため、標準液を多く消費する面倒な検量線の作成や、測定試料に合わせた検量線の作成をする手間はなく、オフセットの確認と調整を行うのみです。低水分活性から高水分活性までプログラムされた検量線により正確な測定ができます。

●測定データ自動保存機能

水分活性値、試料温度、測定時刻などの測定データは自動で保存されます。試料名などの測定情報の入力も可能です。8000データまで保存でき、保存されたデータを本体画面で確認することもできます。また、専用ソフトウェア AquaLink4を使用して測定データをダウンロードすることも可能です。

●大切なデータをパスワードで管理

AquaLab 4TEにはパスワード機能が搭載されているため、キャリブレーションや測定温度などの各種設定にアクセス制限をかけることができます。これにより、大切な保存データを誤って削除してしまったり、設定を変更してしまったりすることを防ぐことができます。

●ユーザーID機能

AquaLab 4TEはユーザーIDを4つまで登録することができ、ユーザーごとに測定条件などのデータを保存することが可能です。

●日本薬局方、USP準拠、21 CFR Part11対応

露点測定法（露点／冷却鏡法）は、第十七改正日本薬局方および米国薬局方（USP）に準拠した信頼性の高い測定方法です。専用ソフトウェアのAquaLink4を使用すれば、電子記録・電子署名に関する規則である米国連邦規則第21条第11章（21 CFR Part11）の要件を満たすことができます。

●通信機能

AquaLab 4TEにはRS232とUSBのポートが搭載されているので、プリンターやパソコンに接続して測定データをエクスポートすることができます。

●表示言語切替機能

画面に表示される言語を、英語や日本語を含む10以上の言語から選択することができます。