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DIK-0751 土壌EhセンサーNEW!

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DIK-0751 土壌Ehセンサー
DIK-0751 土壌Ehセンサー
DIK-0751 土壌Ehセンサー
DIK-0751 土壌Ehセンサー

主な特長

・水田土壌や土壌表層水中の酸化還元電位を測定する為のセンサーです。

白金電極部がセンサー埋め込み型(半周)で、壊れにくい設計です。

・センサー先端が鋭角な為、設置した際に土壌と密着しやすい設計!

・本体の材質にガラス繊維強化エポキシを採用し、堅牢で土壌への挿入が簡単になりました!

※OPR電位を測定するには、比較電極と適切なpH/mvメータ、またはロガー(推奨入力インピーダンス:20GΩ)が必要です。


仕様
センサー部寸法Φ8mm×長さ30cm
ケーブル長さ長さ3m
白金電極部寸法幅約0.4mm、長さ12.5mm、表面積約5mm2
白金電極位置先端部より2cm
センサー部材質ガラス繊維強化エポキシ

<測定準備>
1. 土壌 Eh センサーと比較電極(別売り)を、白金電極部分が完全に水に浸るよう水道水をバケツ等 に入れてください。

2.pH/mV メータ又はデータロガーに接続します。土壌 Eh センサーの信号線を「+(プラス)」、比較電極の配線を「-(マイナス)」に接続してください。

3. 水に浸した状態で測定値が「450mV ~ 500mV」程度を示すことを確認してください。

4. 測定値に問題が無ければ、土壌に埋設してご使用ください

 

土壌Ehセンサーを使った論文のご紹介

論文名:

CARBON DELIVERY TO FLOODPLAIN AQUIFERS IN RESPONSE TO WATER TABLE FLUCTUATIONS: OBSERVATIONS FROM SOIL COLUMN EXPERIMENTS (By Maria Scaccia The Ohio State University 2023 )

地下水面の変動 (近隣の地表水位の変化、降水量、洪水、地下水の汲み上げなどによる) に応じた氾濫原の帯水層への炭素の供給についての研究実験において、ORPの測定に土壌Ehセンサーが使用されました。

https://kb.osu.edu/server/api/core/bitstreams/d3555184-e098-4816-9697-dc8fe68d42c8/content

 

論文名:

Groundwater redox dynamics across the terrestrial-aquatic interface of Lake Erie coastal ecosystems

エリー湖沿岸生態系の陸水界面にわたる地下水の酸化還元動態の研究について、土壌Ehセンサーが使用されました。

この論文では、地下水面レベルの短期変動は、溶存酸素が増加したときの地下水の酸化還元電位に大きな影響を与えると結論づけました。

https://doi.org/10.1101/2023.06.12.544684

 

今後も、センサーが使用された、環境における酸化還元動態に関する論文をご紹介していきます。

Q&A

Q;ロガー・表示器を使用する場合、どちらを使用したらいいでしょうか?

A;ロガーを使用する場合はCampbell Scientific社製・CR1000Xをご使用頂く事をおすすめいたします。但し、ロガーの設定(プログラミング)をおこなう必要があり、プログラミング作業は過去にこのロガーを使用したことがある方でないと難しいです。表示器はアンドロイドスマートフォン対応のBluetooth通信機がございますのでこちらをご検討ください。

DIK-0751-12
土壌EhセンサーSDI-12接続専用Bluetoothワイヤレスインターフェイス(mV・温度表示)

 

Q;こちらのセンサーは事前に土壌へ穴を開けずにそのまま差し込んでも大丈夫でしょうか?また、従来の棒状の白金電極が剥き出しのものと比べて、感度の違いはありますでしょうか?

A;水田等の軟質な土壌であれば、そのまま差し込んでも問題ありません。できるだけセンサー部を横向きにして完全に埋め込み、データロガーで記録することをおすすめいたします。
また、従来の棒状白金電極が剥き出しのものは、縦に埋設してセンサー部が風等で揺れると数値にブレがでますが、
本センサーは完全埋設型のため白金電極が折れることもなく、安定したデータの記録が可能で感度も良いです。

 

Q;製品を購入したい場合はどちらに問い合わせすればいいのでしょうか?

A;各地区にございます販売店や、製品お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

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