TEROS-21 水ポテンシャルセンサー TEROS-21
主な特長
世界初の風乾からほぼ飽和までのフルレンジ(-5~-100,000kPa)を測定する水ポテンシャルセンサーです。個別に6点でキャリブレーションされているので精度の高いモニタリングが可能で、土壌ストレスの決定、灌漑スケジュールの決定などにも利用できます。また、コンパクトなセンサーは複数の場所に設置することで広範囲のモニタリングができ、データロガーとの接続で長期間の稼働も可能です。
植物の生育には水が不可欠ですが、すべての水を利用できるわけではありません。乾燥して土壌中の水の保持力が強くなる(水ポテンシャルが低くなる)と植物は水を利用できなくなります。そのためどのくらい土壌に水があるかではなく、どのくらい利用可能な水があるかが重要です。土壌水分センサーと水ポテンシャルセンサーを併用することで、より効率的な管理・モニタリングが実現します。
下記ロガー・リーダーと組み合わせて使用します。
●ロガー(記録タイプ)
・ZL6 Pro
・ZL6
・ZL6 Basic
●リーダー(表示タイプ)
・ZSC
【土壌水分・硬度計は大起理化工業】
測定項目 | 水ポテンシャル、温度 |
測定範囲 | 水ポテンシャル -5~-100000kPa(1.70~6.00pF) 温度 -40~60℃ |
精 度 | 水ポテンシャル ±10%+2kPa(-100~-5kPa) 温度 ±1℃ |
分解能 | 水ポテンシャル 0.1kPa 温度 0.1℃ |
印加電圧 | 3.6~15VDC、待機時0.03mA、測定時16mA |
出力 | RS232(TTL)3.9Vレベル、又はSDI-12 |
電圧印加時間 | 200ms |
温度測定範囲 | -40~60℃ |
ケーブル長さ | 標準5m(オプション延長ケーブル3mと15m) |
コネクター | 3.5mmステレオプラグ(標準)、又は先バラケーブル(オプション) |
センサー寸法 | 9.4×2.4×7.5cm (プローブ長さ5.5cm) |
データロガー | ZL6Pro、ZL6、ZL6Basic、ZSC ・以下は生産終了品ですが対応可能製品 Em60、Em60G、Em50、Em50G、ProCheck |
Q&A
Q;水分を測定したい場合はセンサー部をすべて土壌内に差し込む必要がありますか?
A;すべてを土壌内に入れる必要がございます。途中までしか差し込まない場合、実際の水分値より低く測定される傾向があります。
Q;センサーのケーブルは延長できますか?
A;可能です。3m(型番;EX10)と15m(型番;EX50)の延長ケーブルをオプションとして用意しております。ケーブル延長時にはコネクターをビニールテープ等で巻き、防水処理を施して使用してください。また、センサー1個に対して延長ケーブルは1本までのご使用でお願いいたします。
Q;取扱説明書はありますか?
A;こちら(外部リンク)から英語版のみダウンロードできます。日本語版につきましては製品をご購入いただきました方のみ、製品と同梱してお渡しいたします。
Q;製品を購入したい場合はどちらに問い合わせすればいいのでしょうか?
A;各地区にございます販売店や、弊社WEBショップからご購入いただけます。(御見積書が必要な場合は、製品お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。)
TEROS‐21 水ポテンシャルセンサーの設置方法
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