DIK-3162 テンシオメータ (圧力ゲージタイプ)
pFメ-タ(テンシオメ-タ)は現場において土壌水分の吸引力を測定し、直接pF表示するメ-タです。
主に畑作物の灌水の目安や施設栽培の土壌水分管理に利用されています。
表示部は交換ができます。
この製品で表示する単位はkPaとなり、pFメータのようにpF値を直読することはできません。
(製品付属の取扱説明書に掲載の計算式を用いてpF値に変換することもできます。)
テンシオメータとは?
テンシオメータは、植物が土の中の水分を吸い上げるのに必要な力をテンシオメータ法を用いて測るものです。圧力センサの出力から土壌水分を知り、水やりの時期を決める参考にします。または土壌の水分移動特性を把握するために使用されています。
【土壌水分・硬度計は大起理化工業】
仕 様
受感部+アダプタ DIK-8333-11 DIK-3160-14 | 埋設深さ20cmが標準仕様となります。 ※20cm以外の深さや、5㎝、また100㎝以上のものも特注で製作可能です(価格が変わります)。 テンシオカップ部長さ φ18mm×90mm(素焼き部60mm) |
表示器 DIK-3162-01 | 定格圧力 水柱圧 0~-100kPa 精度 ±1.5% F.S. (at 23±5℃) 外形寸法 φ67×32mm 重量 約105g |
Q&A
Q;設置後どの程度で数値を読み取ればいいですか?
A;基本的には設置後24時間放置した後の数値を読み取りしてください。但し、早ければ2~3時間で読み取れる事もあります(土壌の状態や設置状況に依存します)
Q;設置後数時間経過しても測定値が0のままです。何か原因が考えられますか?
A;受感部のポーラスカップ(先端の白いセラミック部)が設置した土壌面と接触していないと0のままの場合がございます。この場合は設置場所を変更する事をおすすめ致します。またゴム栓などが、しっかり閉まっているかもご確認ください。
Q;受感部内の水はどの程度でなくなりますか?
A;夏場では2~3日で内部の水が無くなる事が多いです。地上部で見える透明パイプ内に水が無い場合はできるだけ早めに補水をしてください。
Q;使用しない時の保管はどうすればいいでしょうか?
A;ゲージ以外は水で軽く洗浄し、分解して日陰で保管してください。
Q;冬季も使用できますか?
A;内部に入れる水が凍結するとゲージや受感部の破損につながりますので、凍結する期間の使用はおやめください。
Q;部品でアダプターを購入しようと考えておりますが、新型となっておりました。現在持っているアダプターが旧型なのですが、互換性はありますか?
A;互換性はあります。新型と旧型の違いは部品の寸法精度が良くなったことによる改良によるものですので、旧型から新型への変更でも問題なく使用できます。
Q;修理できますか?
A;修理できません。部品ごとに販売もしておりますので、交換してご使用ください。
Q;製品を購入したい場合はどちらに問い合わせすればいいのでしょうか?
A;各地区にございます販売店や、製品お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。
テンシオメータ設置方法
動画はpFメータのものですが、同様に設置します。
pFメータを設置して、水やりしてみた
実機(pFメータ20cm用)を鉢植えミニトマトに設置して水やりをしてみました。